「黄色花ラウシー」と言う名称で、サボテンの師匠から、昨年カキ子を頂いてきました。
10㎝程度の紐の様な状態でしたが、それらを3-4㎝程度にぶつ切し、接ぎ木したり
直接植えたりしました。
実験の意味をこめて上部と下部を切られとられた中間部分を接ぎ木しました。
十分に維管束が繋がった後は、肌の部分から盛んに子吹きが始まり、ひと夏で群生株が出来上がりました。
秋には接ぎおろしを行い、今年は綺麗な花を咲かせてくれました。
本カキ子はキリンウチワ接ぎとその後の接ぎおろしの練習台として、昨年は大活躍してくれました。
接いだものは、成長が旺盛で、ついつい細長くなってしまいます。
しかしながら、一旦接ぎおろして、一冬の断水期間を過ごさせると間延びした姿もいくぶんか
しまった形に変化してきました。
自根で植えたものは、成長は遅いですが、径が出てきて玉型に変化してきています。
開花後の姿からはSulcorebutia verticillacantha v. aureiflora(Aurei=黄色 Flora=花)に近い種類ではないかと考えています。