ギムノカリキウム フェロシオール(Gymnocalycium Ferocior)
水辛目にして、強光にあててずんぐり育てたいと思うのですがなかなかできません。
フェロシオールはどうも、強い日光に弱い感じがしています。
本株も頂上部分が日焼けした様な黄色っぽい部分が出てきています。いずれにせよ今年は植え替えて調子も良い様で定期的に花芽を上げてくれています。
白い花と格好の良い刺で楽しませてもらっています。
刺のあるサボテンはあまり好きではなかったのですが、ギムノの刺は例外になってきています。
多彩な球体の色と様々な刺の形・色は、子供の時に憧れていた外国産のカブトムシ・クワガタを彷彿してしまいます。
子供の時に夢中になったカブト・クワ収集が大人になりギムノ集めになってきています。
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月: 2016年8月
アカダニの被害 その後
先月アカダニにやられたコリファンタのグリーンウッディです。
現在ではアカダニが撲滅された様です。
実は前回のアカダニへの薬剤散布と同時に植え替えをおこなっていました。
時期はあまり良くないと思っていました。
しかしながら、あまり関係ない様で全体的に青々と元気になっているような感じです。
盛夏に元気になる種類とよく言われるので、それに助けられた様です。
アカダニから受けた傷の部分です。
当初、赤茶色で油ぎった感じでしたが、現在はサラサニ乾いた様な感じです。
しかしながら、うすく茶色に変色してしまっています。
本株には申し訳ない事をしましたが、栽培者としてはいい経験になったと思います。
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分頭してきているフィールドナンバー付きのラシアカンサ
五百丸? (Mammillaria lasiacantha SB1063)
あるイベントにて、おまけで頂いた株です。
入手した当時は成長点がどこなのかよく分からない状態になっていました。
しかし、M7251というナンバーがついてしました。
フィールドナンバー信者としては大事に育てようと思い、植替えの為、鉢から取り出しました。
根が非常にか細く、如何にも「過湿に弱い」という感じでした。
水がサラサラに流れるようにと日向砂大目の砂に植えつけています。
これまで潅水はそこそこ普通です。
このサラサラ土が影響しているのか、成長はとてもゆっくりで球体も非常に堅いです。
この一年で高さが5㎜くらい高くなった感じです。
但し、成長点はゆっくりながら分頭してきています。
一度、花を見せてくれるとテンションも上がるのですが、まだ開花を見たことがありません。
※今回のブログを書くにあたり、M7251というフィールドナンバーを調べてみました。
しかし該当するフィールドナンバーはありませんでした。
そこで下記を推測してみました。
・Mは恐らくメサガーデン
・7251は恐らくリスト番号
早速、メサのリストをみましたが、この様な種類が出てきました。
725.1-Mammillaria lasiacantha SB1063 Hipolito, very fuzzy spines, underground
フィールドナンバーはSB1063の様です。
同じ産地でも個性が違うハインリッヒアーナ
エリオシケ ハインリッヒアーナ Eriosyce heinrichiana FK 465
去年の夏に種まきをしたものです。
晩秋から接ぎ木をし、春に接ぎ降ろしました。
接ぎ木をすると不思議とどんどん子吹き群生するものがあります。
一方でまったく子吹く事無く、どんどん巨大化していくものがあります。
・手前の2株は子吹くタイプです。
・奥の株は一つのままです。
また、刺の出方もかなり雰囲気が異なります。
これが育て方によるものなのか(後天的)、同じフィールドナンバー上での個体差異(先天的)なのかはわかりません。
でも・・・ 改めて自分で写真を見てみると・・・
醜いですねぇ~
観賞用はF1以降。
輸入種子から発芽した個体は繁殖用と割り切っています。
それにしても美しくない。
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カキ子取りと医療用メス
Matucana madisoniorum 奇仙玉
Piltz種子を昨年の冬にまきました。
春にキリンウチワへ接木を行っていましたが、しばらくすると子供が2つ吹いてきていました。
子がこの一ヶ月で親と変わらないほど大きくなってきました。
また、台木と接ぎ穂とがグラグラしてバランスがとっても悪くなってきました。
先日アマゾンから「使い捨て医療用メス」が届いていたので早速使ってみました。
カッターなどを使った場合、サボテンの髄の周りをかなり傷つけてしまっていました。
メスでは髄のみをピンポイントで切り取ることが出来ました。
なかなか使い心地良好です。
使い捨てメスですが、サボテン用なのでもちろん使い捨てにはしません。
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