クラブの競技結果

私はある地域のサボテンクラブに加入しています。
そこでの立ち居地は 『僕スラリン Lv1 よろしくね』という感じです。
スライム

周りは経験豊かな人ばかりで、こんな感じです。
(怖いと言う意味ではありません)
ドラクエ

経験豊かな諸先輩方の中で、3部門の内の「実生苗」部門で2位を取る事が出来ました。
正直うれしいです。
<写真は2位の私が栽培したマミラリア ヘルナンデジーです>
IMG_9061

一位は○□強刺光琳玉などの名前で有名な方。
負けて当然です。

御近所の師匠は接木部門で2位でした。
<写真は御近所の師匠の株>
IMG_9058

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植替えました。

Jpeg

昨年まいた実生苗を植え替えました。
明日、栽培所に持って行こうとおもいます。

更に、接ぎ降ろしもしました。
Jpeg
豹頭 FR249 (Thelocephala napina FR249)
たったこのくらいで植替えと接ぎ降ろしで、一時間近くかかってしまいました。

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種まき後の状況

Jpeg1月15日種まきをしました。
熱帯魚ヒータを用いた加温器で発芽を促進させようとしていました。
AM7:00~17:00までは設定温度32°それ以外は15°に設定していました。
途中から、暑すぎる様な気もしたので、AM7:00~10:00、 13:00~15:00は32°、それ以外は15°に変更しました。

加温器の中はムシムシの状態で、培養土もびしょびしょになっていましたが、結果は上々です。

但し、ずっと加温器にいれっぱなしにしたものは球体が透明になってダメになってしまう様な傾向がみられました。
温度と湿度が高すぎるのが原因の様な感じがしています。

そこで、ある程度発芽されたものは、加温器から出して管理しています。
穴をあけたビニール袋に入れ、毎日12時間ほどLEDを照射しています。

【参考】
前回の様子


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アルベルト ボォイテフ フリシュ(Alberto Vojtěch Frič)

Alberto Vojtech Fric, cactusist 1918
(写真はウィキペディアより)

サボテン関係の本を読んでいるとよく出てくるアルベルト ボォイテフ フリシュ(Alberto Vojtěch Frič)という人。
いわゆるプランツハンターと呼ばれる職業の方みたいなのですが、よく分かっていません。
丁度、ウィキペディアには様々な言語でこの方の紹介があったので調べてみました。

【どんな人】
・1882年~1944年
・チェコ人
・南米・北米を旅行し現地のインディオ・インディアンの民俗的な取材を行い出版を行った。
・取材中ジャガーに襲われ怪我をする
(※ 彼の著した冒険活劇譚は当時チェコの若者にとても人気があった。川口浩の水曜スペシャル的か?)
・サボテンの輸出入も行い、プラハで温室を立てて栽培事業にも従事していた。
・さらに、サボテンについて現地を調査し、500種類にも及ぶ紹介(学名記載)を行った。
・しかしながら、同氏は学名に関する国際命名規約(Code of Nomenclature)を無視する傾向があり
現在有効な学名は10程度になっている。
有名な所では下記の様な種類がある。
Gymnocalycium mihanovichii
Obregonia denegrii
Rebutia einsteinii

alberto_fric_mexika_1922
(写真はウィキペディアより)

【エピソード】
Frič氏が命名した学名について面白いエピソードが紹介されています。
時は第二次世界大戦中、ナチス下のドイツはチェコスロバキアのズデーデン地方のへの圧力を強め、最終的にはチェコスロバキアを解体し保護領としてしまいました。
当時、Frič氏はある孔雀サボテンの一種にアドルフ ヒトラーを冠した学名をつけました。
それを見た友人は、「ナチスに媚びてるね~」と皮肉を言ったらしいのですが、Frič氏にはある思いがありました。
そのサボテンは大きく生育すると、とたんに耐寒性が無くなり腐ってしまう傾向のあるサボテンでした。
ナチスがヨーロッパでの拡大を続けることに対して、最終的には腐って死に絶えてしまうことを願った命名でした。
一方で、とても丈夫で毎年綺麗な花を咲かせる、あるサボテンには物理学者であるアルベルト・アインシュタインの名前を付けて愛でていました。
ナチスを追われた物理学者が、末永く輝いて欲しい事を願った命名でした。
これは、現在でも広く栽培されている(とは言っても日本では殆ど見た事ありませんが・・・)メディオロビビア アインシュタイニー(Mediolovibia Einsteini)です。

※ 私事ですが、今年のオランダ種子リストからアインシュタイニーの種を購入していました。
天才物理学者の如く、末永く光り輝いて欲しいものです。


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接木失敗株

IMG_20170116_195058.jpg二年生のユーベルマニア ペクチニフェラです。
しばらくキリンウチワに接いでいたのですが、1cmくらいしか大きくなりませんでした。
途中、接ぎ直してみたりもしたのですが効果なし。
これ以上付き合っていられないので、秋に接ぎ降ろしました。
すると、何故かいきなり成長を始め、現在3cm程度です。
掴みどころがありません。


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ロビビア・レブチア・スルコレブチア・メディオロビビア・ワインガルチア・レイチェオカクタスの分布

【行ったこと】
・某種子リストより、ロビビア・レブチア・スルコレブチア・メディオロビビア・ワインガルチア・レイチェオカクタス(黒斜子系)、の分布を地図上にプロットした。
※一部、ギムノ系データも追加
※ ①天平丸系 ②比較的近年機種記載されたBerchti,Esperanzae,Nataliaeの合計4種)
・データ総数は982データ
・地図上の緯度・経度は基本的にはGoogleのGeoCodeを使用し、一部はWEB独自調査結果をデータ化した。

【目的】
・サボテンの論文には現地の地名がどんどん出てきて、地理的感覚の無い人間にとっては訳分かりません。
・また論文にも地図が出てきますが、あまりにフォーカスしすぎで、どこなのかさっぱり不明です。
・インタラクティブに拡大、縮小を自由自在に行えることで全体把握する為に本マップを作成しました。

【プロットして感じた事】
・ロビビアはとても広く分布しており、適応放散(Adaptive Radiation)にとても成功した種類と言えるのではと思います。
・また、その分布の広さから比較的古くから出現してきた種類だと言えるのでは無いかと思います。
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・メディオロビビア・レブチアは中程度に分布域が広く歴史もそこそこあるのだと思います。
・メディオロビビアとレブチアの2種類の比較ではメディオロビビアの方が若干、西側の乾燥地帯に生息する傾向が強いようです。
medio_rebutia

・スルコレブチアについては、生息域がボリビアの山間部と、とても生息域が狭いです。
この事から進化過程上、まだ、新しい種類では無いのかな?という気がしています。
sulcorebutia

・レイチェオカクタスはアルゼンチンのカタマルカ(Catamarca Province)に集中しています。
・写真で見るとほぼ瓦礫みたいな所で、な~んか本種は湿度に弱そうな感じがします。
(ムシムシ温室栽培には向いてなさそう)
reicheocactus


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